若手漫才の登竜門「M−1グランプリ」が10年目の今年で終了することになった。主催する吉本興業と朝日放送が12日、明らかにした。決勝の視聴率は関西で30%超、関東で20%前後を記録するドル箱番組に成長したのに、いったいなぜ?
終了の理由について、吉本は「若い才能を発掘し、多くのスターを生み出した。目的を達成できた」とし、朝日放送も「国民的イベントに成長して、ステップアップするいい時期として発展的に解消する。今後は新たなイベントに取り組みたい」。大会委員長の島田紳助(54)も「たくさんの後輩が育ち、漫才へ恩返しできた」と説明している。
2001年にスタートして以降、コンビ結成から10年以内なら誰でも出場できるとして、毎年エントリー数が増加。今年は過去最多の4835組がエントリーしていた。
演芸ウオッチャーは「もとは吉本が自社の若手陣から1人でも多くの全国区を育てようとスタートした経緯がある。最近は、当初の爆発的な盛り上がりも少なくなったし、その辺は機を見るに敏な紳助の意向も働いているのでは?」。決勝は26日夜に行われる。
【決勝進出8組】カナリア▽
ジャルジャル▽スリムクラブ▽銀シャリ▽ナイツ▽笑い飯▽ハライチ▽ピース